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 【テロリン全会議共通理念]

 この会議は、「24時間、誰かの笑い声や笑顔がたえない空間に安心して参加出来る」というコンセプトの下で、[途切れのない寄り添い]を365日実践しています。

 現在、24時間の相談機関は存在しますが、基本的には緊急時対応限定になっているケースが多いです(いのちの電話など)。なので基本的には1対1の対応で、緊急時ということで自殺企図や希死念慮といったようなイレギュラーなケースが想定されています。

 テロリン会議では、主催者側が中心ではなく参加者の皆さんで支え合う会議(当事者会)です。Skypeの会議を通して当事者の当事者による寄り添いの場は、専門的サービスより、当事者の経験や実感を持った形で寄り添いが出来ます。経験的な情報は、科学的なエビデンスはないかもしれません。ですが、たとえば同じ病気の人間が10人集まれば症例が10名分集まることで、10名の中にまさに「今悩まれている問題」の解決案を持ってるかもしれません。また、その10名分の知恵を組み合わせることによりまさに「今悩まれている問題」の解決案が新たに生まれるかもしれません。解決案は、情報的なものだけではなく、同じ苦労を分かち合うことで共感・共鳴し合い「自分一人だけじゃない」と思えるようになり孤独感・孤立感の緩和に繋がるかもしれません。

​ てろりん会議では、上述のような状態を実現させるために、自身の状態(障害・病気だけではなく、生きづらさも含め)と似たような状態の人たちにいつでもアクセスが出来るように可能な限り継続的に会議を開催し続けていきたいと思います。

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